だいぶ戻って。

いま、ブログを書いていて面白いことに気がついて、ありがたく思ってることがあります。

書いていると、(正確には携帯に打ち込んでいるの方がいいかな。)どんどん昔のことが蘇ってきます。頭の中が元気なうちにいっぱい詰まっている面白いことやくだらないこと、ちょっとだけ恥ずかしいことや怒っている事などを吐き出しておくことは頭の中の掃除つまり整理にもつながるし、いい意味でボケ防止になるような気がします。

ボケてしまったら仕方ないですが、元気なうちにためておきたいですね。

 

昨日子供時代のことを書いていて、凄くイキイキわくわくしたことを思い出しました。

私の人生の中でも一番緊張したし、わくわくした経験の一つに数えられるくらい今でも鮮明にその時の映像が浮かんできます。

彼女(いまのお世話になっている奥様)の実家が九州の大分県大分市で、何故か東京生まれ東京育ちの私が、別府温泉で有名な血の池地獄を手を繋いで歩いています。楽しそうに。確か18歳だったか19歳だったか。もう50年も前の出来事です。

わたしは弱虫で照れ屋、手を繋ぎたくても人がいるとなにも出来ないのに、人の気配がなくなると大胆になり手を出して彼女の手を握る。

彼女は人がいても全然平気でうでを組もうとする。わたしが嫌がる。腕を組んではなさない。わたしが嫌がる、逃げる。彼女は追いかけてきて私の腕をとって、今度は私の脇の下に指を入れてくる。くすぐったい、逃げる、追いかけて腕を組む。ふたりとも若いしハツラツとして楽しそうに笑っている様子。彼女は長い黒髪にTシャツ、当時流行りの白いミニスカート。私はやはりTシャツにジーンズ。8月のお盆やすみだったと記憶しています。

 

いまは、お互い長い時間の中で(あっという間にという印象ですが)少しずつ心が離れたり近づいたりして、でも毎日一緒に生活しています。

あの時の貴女は綺麗でぴちぴちしていましたね。とても可愛いかったね。いまでも大好きです。