子供時代
このブログを書いているうちに、だんだんと昔のことが蘇ってきて大変ありがたいなあと感じるこの頃です。
板橋区の蓮沼で3人兄弟の二番目で生まれ育ち、明るいけど弱虫でおっちょこちょい。すぐに泣かされて(おかあちゃーん!)と言いながら家に帰る。また出て行って遊んでくる。繰り返しでした。
親父の会社の長屋といっても一件一件は独立していて狭い路地をはさんで服部さん家、柿沼さん家、根本さんに米山さん。
真ん中に井戸があって朝はそこにみんなが集まって顔を洗い歯を磨きワイワイガヤガヤしていましたね。
学校から帰って来ると、ランドセルは玄関に放り投げ、一目散にみんなのいるはらっぱにいきてノックという野球ゲーム。柔らかいボールを直接手で打って走る。ベースは一塁と三塁にだけ。名前は忘れましたが、電柱と電柱の間を鬼の2人がボールを投げて、あとの連中(多い時で10人位はいたね)がベースとみたてて走る。タッチされたら交代して鬼になる。
コマの遊びはいっぱいあったね。べーごま、メンコ、足じゃん、S取りゲーム。ドッヂボール、かくれんぼ、鬼ごっこ、缶けりは今でも流行りそうだね。
笑いあり涙ありだけど、今みたいに陰湿じゃなかったね。
なにせ皆んな声が大きかったから、親子喧嘩も夫婦喧嘩も筒抜けだから、隠すことが出来なかったかも知れません。
学校の先生もみんな怖かった。本当に怖かったです。
殴る蹴るは当たり前。先生だけじゃなくて親父やお袋さんも怖かった。
悪い事をすれば(なにが悪いんだかわからなくても)叩かれることは当たり前。
朝起きなければ布団をはがされて、太ももを思いっきり叩かれて(まさおー!起きなさい!)で怒鳴られる。
毎日同じ事。
テレビがあまり普及してなかったので、近くにある銭湯(お風呂屋さん)に行ってみたり、
また、柿沼さん家のテレビで力道山を見させてもらったり。
ローハイド、ローンレンジャー、ルーシーショー、少年ジェット、月光仮面、ララミー牧場、鞍馬天狗、七色仮面、ポパイ、
親父にはよく清水映画館に連れて行ってもらい、チャンバラ映画が良かったね。
真吾五番勝負、十番勝負、十五番勝負、銭形平次、丹下左膳。旗本退屈男。などなど。
また明日。