昔の話。

最近の社会の様子を見るにつけ、なんだか違うなあと感じてしまうことが多くなりました。例えば、私が家族に対して昔の話をしようとします。実際にはみんな忙しくて感心がないどころか毎日のあれこれで精一杯なので聞いていられないのが現状ではないでしょうか。

 

まどろっこしくてすみません。私の父は私が26歳の時に亡くなりました。54歳でした。私が26歳ですからなんだかあっという間に居なくなってしまった感じなんですね。だから親父さんが小さい頃はどうだったのか、母との出会い。結婚。そして私を産み育てる。全然知らないわけです。母は一昨年まで89歳まで生きていましたので短編でちょこちょこ聞いていましたが、いっぱいわからないわけです。

そして母も最近亡くなり、昔の話をしてくれる人がいなくなってしまいました。

 

歴史的なことをした人物は教科書にもなんでも文献を調べて書物に残っていますからやれ徳川だ、豊臣だと語ることができますが、本当の自分の身内のそれも親の歴史の一端も分からなければ私が孫たちにルーツを語ることもできません。

最近のテレビでは東日本大震災の話題がよく取り上げられています。

家族が離れ離れになり安否の分からない身内の帰りをずーっと待っている夫や妻娘や親御さん。苦しくなる場面が続きます。

 

わたしにも家族がいます。誠実に生きてきたわたしの話をしようと努力して行きたいと考えています。

 

ぜひ、皆さんも少しでも近くのお婆ちゃんやお爺ちゃんの話を聞くだけ聞いてあげてほしいです。有名な偉い方の講演を聞くことも良いと思いますが、むしろ私は身近な人の歴史をつついてあげて聞いてほしいです。

目からウロコの歴史が必ず聴けます。ぜひとも今日からやってみてください。

私もどんどん昔の話を書いていきます。

時代はどんどん動いていきますが、やはりそういう時にはどうしたのかしら。ジィジに聞いてみようと優しく言ってくれる孫が必ず出てきます。

前向きに楽しく書いていきます。